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コロナの影響で思わぬ苦戦を強いられているスポーツ施設。
あとどれくらいで収束を迎えることができるのか?
コロナ収束後、以前の状態に戻ることができるのか?
これからのフィットネスはどのような方向に向かうのだろう?
今まで見てきたフィットネスクラブを
振り返って見ても時代とともにニーズに合わせたものが
登場してきました。
では、これからのフィットネスはどうなるのでしょう。

あの頃のスポーツクラブ

1990年、エアロビクスインストラクターの資格をとり、

気づけば30年このフィットネス業界に身を置いてきました。

その頃はスポーツクラブへ行くのがステイタスのような方が多く、

若い人、体力がある人、運動が好きな人、もちろんダイエットが目的の方もいましたが、

今とは違う活気がありました。

エアロ系のプログラムが多く、他はダンス系。

ストレッチ系のものもありましたが、汗をかきに来る方が多かったので、

エアロビクスはいつもたくさんの参加者がいました。

会費は今とあまりかわらなかったと思います。(特別なところを除いては)

エアロもイケイケガンガンのクラスが多かったです。

何本もレッスンを受けて、カラダに無理をさせてもそれで満足感を得ている方も多かった。

日本人は根性とか、修行とか、好きみたいです。(笑)

多様なフィットネス施設

その頃の施設は、プール、スタジオ、お風呂、それぞれ、ある無しでしたが、

その後、Bラインのような30分プログラムのジムや、パーソナルジム、24時間のジムなど、

いろいろな形態のフィットネスジムが現れました。

健康に対する意識が高くなってきたこと、

運動が苦手な人や低体力者でもできる施設が増えたこと、

そして何より高齢化が進んできたこと。

かなり前から高齢化はわかっていましたので、底辺拡大を考慮しながら、

施設の形態もさまざまなもので人のニーズに応えて行けるようになりました。
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多様なプログラム

各施設のレッスンプログラムもはやりすたりがありましたね。

健闘系プログラムや、サルサ、バランスボール、ステップ、カポエラ、ズンバなどなど。

今も場所によっては人気のものもあるようですが。

結局、私たちは集客を問われますので、誰でもできるクラスをやる方が人数が上がります。

運動強度、難度の高いクラスや、マニアックなクラスは減り、

初めてでも簡単、優しい、誰でも、みたいなクラスばかりになりました。

エアロからヨガ系に転向したインストラクターもたくさんいました。

高齢者を対象としたクラスも増えました。

今のスポーツ施設を支えているのは高齢者と言っても過言ではない。

60代、70代、80代、めちゃくちゃ元気です。

今、私がいるところは90代も元気に運動しています。

まさかのコロナ

2020年、ウイルスで時間短縮営業や休業になるとは予想だにしていないことでした。

そしてこんなに長引いて、収束が見えない状態になるなど。

入会したのに施設がお休みなんて、やる気がそがれてしまいますよね。

退会してしまう方も多くいます。

これからフィットネス業界はどうなるのでしょう。

コロナが収束したら、それ以前のようにスポーツ施設に人が集まるでしょうか?

これからのフィットネス

フィットネス業界は先述したように、多様なニーズに応える形態になり、

さまざまな生活スタイルに適応していますが、やはり行きかえりの時間。

自宅で他の人を気にせず、自分の時間でトレーニングできる。

というのが1番なのではないでしょうか。

施設に行けば、煩わしい人間関係でストレスを抱える方もいます。

ならば、家でトレーニング。

このサイトでもいろいろなトレーニングをご提案していますが、

本格的にやる気なら、こちらのサイトもご参考にしてください。




インターネットが生活の中に当たり前になってきている今。

運動が終わってちょっと休憩している高齢者もスマホ画面に目をやっています。

運動系のアプリもいろいろあります。

好きな時間、好きな時に、時間に縛られず運動できる時代ではないでしょうか。

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要は、どこで運動するかではなく。
運動するか、しないか。
の、2択。