walk

体はひとつ、足だけ鍛えてもダメ。
足腰を鍛える高齢者。
そのほとんどは足を体幹と切り離して
考えているようです。
それによって腰痛を引き起こしたりすることもあるのです。
体は骨、筋肉、アタマの先からつま先まで、
ずっとつながっているわけですから、
足だけ頑張っても、きちんと持ち上がらなくなりますよ。
体幹トレーニングを始めましょう。
今までとは歩き方も変わってくるはず。
体全体のバランスがとれて、
初めてしっかり歩けるのです。

足腰を鍛える高齢者

運動施設で指導していると、年齢が高い人ほど「足腰をきたえないと。」と、

毎日頑張って運動していらっしゃいます。

そうです。

自分の足で歩くこと、いつまでも自由に自分で行きたいところへ動けること。

それはとても大切ですね。

ですが、その歩きかたを見てみると足だけで歩こうとされている。

歩き方です。

腸腰筋と大腿四頭筋が協力しあって足は上がります。

年齢とともに腸腰筋は弱くなりやすいのに、見えている大腿四頭筋ばかり鍛える方が多い。

そうすると更に腸腰筋は弱くなり、柔軟性も手伝って足が上がりにくくなる。

転倒しやすい歩き方になってしまうのです。

体幹トレーニングは正しく歩くためにもとても大切なのです。

日頃運動しない方、筋力が弱い方はレベル1からスタートしてください。

体幹トレーニングは積み重ね

お手軽なのが一番ですよね。

高いお金を払って個人トレーニングしてもらうなんて、

時間もお金ももったいない。

毎日、数分の努力をするかしないかで体型はかわるのですから。

その人の毎日の動きで形は変わります。

ジムや個人トレーナーに週1や週2でトレーニングするのなら、

空いた時間でスタイルを美しくしましょう。

体幹トレーニングのメリットについては

前回、
体幹トレーニングってどうやるの?(Level 1)

でご紹介しましたように、

◆姿勢が美しく

◆日常生活がラクになり快適

◆便秘の解消

◆太りにくくなる

などなど、いいことたくさん!

前回は、トレーニング初心者向けの運動強度が比較的強くないトレーニングをご紹介しました。

今回はちょっとレベルアップして少し運動強度を上げてみましょう。

おうちでできる筋トレ-レベル2-

coatore

イラストは腹筋のトレーニングでもご紹介しましたが、腹斜筋を縮めながら膝にひじをつけますので、

しっかり足につながる筋肉の意識ができます。

息を止めないでやってくださいね。

1回ずつアタマを床におろしてしまうと、その都度首に負担がかかりますしコンスタントに続けられないので、

おろした時もおなかの力を抜かず、床にアタマを完全におろさないようにしましょう。

barance

このイラストは見ての通り、バランスをとってキープしています。

手は肩から伸ばしているという感覚ではなく体幹から伸ばしています。

足も足の付け根から上げているのではなく、体幹から上げています。

だから、対角線の手と足がつながることでバランスがとれるのです。

肩から手を上げるとすぐバランスが崩れます。

体幹を意識してやってみましょう。

できた時、「あぁ、こういうことか!」と感覚がわかりますよ。

cavecave

中心にある軸を忘れないで。
トレーニングもストレッチも、
中心から全体を考えて。
ここだけトレーニングとか、
ここだけストレッチでは、
なかなか効果は得られません。